妄想的破壊。
2015/10/18
妄想的破壊。
バカなことを妄想する。
ステップアップに彩られた臭い街は、孤独な風が吹くだろう。
愛してると抱きしめた日に、処女だったあの子を妄想する。
バカなことを妄想する。
静かな湖畔の森の陰から、何かが何かを殺めています。
まるで緑色の空を、知らない誰かが作ったみたいに。
バカなことを妄想する。
キミが舐めた薬指の先端だけ、愛してくださいと濡れています。
ハサミで切り貼りした極彩色は、次第に腐って目をつぶる。
「さようなら」
頭を下げた少女の後ろ姿は。
頭を下げた少女の後ろ姿は。
このサイトは適当人間okutaniが、ふと思いついた言葉を繋げて、遊んで、時に真面目に、自作の詩をつぶやくサイトです。 okutani_t