彼女の小さな皺をみつけて、僕はほころぶ。
そっと指で触れて、彼女の薄い肩に手を回す。

甘い時間。
溶けてゆく日常。

繰り返し、繰り返し、僕たちは求めた。
部屋を照らす裸電球が、よけいに恥ずかしく思えた。

決して砂糖なんかじゃないけれど、小さな白く暖かい結晶が2人の間にキラキラと輝いていた。