手を繋ぐ。
暖かい木漏れ日の中で、キスをした。
葉は光を反射して輝き、彼女を美しく彩る。

そのときだけ、時間の概念がなくなって、僕の意識を遠くへ連れ去る。

触れたら消えてしまう宝石。
抱きしめたら溶けてしまう、フルール·ド·ジェイド。

彼女は、今、何を思い、何を感じているのだろう。
おそらく、僕の胸の痛みは、一生治らない。